■マルチプレート |
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 定番ビクセンのマルチプレートを使用。
以前は星の家製の微動雲台をガイドマウント代わりに使っていましたが、高さが１５ｃｍもあり、その高さがガイドエラーを起こす原因となっていましたので、現在は比較的背の低い誠報社のガイドマウントを取り付けています。
主鏡BORG77EDにカメラを取り付けると、後部にウェイトがのしかかり非常にバランスが悪くなります。そのため鏡筒前部にウェイトを取り付けたいところですが、直接取り付けると重石の経年劣化で鏡筒がたわむ恐れもありますので、プレートに移動することのできるウェイトを設けました。このウェイトの移動調整で前後のバランスを取るようにしています。
 実はこのウェイト、GPガイドパックに標準で付いてくるもの。使わないのももったいないので・・(笑)
ビクセンのマルチプレートには左右にスライドできるスライディングプレートも付属していますので、これで前後左右のウェイト調整が可能になり、非常にバランス良く撮影が出来るようになりました。 |
で、その後のお話ですが・・
以前はＳＸマルチプレートを使っていたのですが、主鏡とガイド鏡の間が狭くて操作するにはちょっと不便。また、自由雲台を取り付けるところがなくて、ガイド鏡の鏡筒バンドに固定して撮影していましたが、コレがまた非常にトップヘビーな状態になってしまって、100mm程度の短い焦点距離でもガイドエラーが多発していました。
 いつも撮影をご一緒するＳさんから、現在は使用していないアルミプレートをいただきました。協栄産業か誠報社かどこかで買ったらしいのですが、長さがあってなかなか使い勝手が良さそうです。
メスアリ金具とアリミゾプレートが２つあればＳＸマルチプレートでも主鏡の着脱が容易になるので、自由雲台への付け替えも、セッティングや撤収も非常に楽になるのですが・・
 このプレートはＳＸマルチプレートよりちょっと重いのですが、ガッシリしているので安心感がありますので、バランスと軽量化を工夫して使っていこうと思います。
機材への出費は最小限に・・(笑)良い機会なのでとりあえず機材を再検討してあるもので何とか改善してみようかと。^^;
 アリミゾプレートが付いていないので、ＳＸマルチプレートのものを付け替えます。
さ、取り付けるものは揃いました。
主鏡の鏡筒バンド、誠報社のガイドマウントとガイド鏡の鏡筒バンド、主鏡の前後バランス取りのために頑丈そうなアングル金具を使います。
 取り付けるとこのような状態。
主鏡にカメラを取り付けると後部が異常に重くなるので、鏡筒バンドの取り付け位置を前に移動。
プレート自体は以前より重いのですが、全体で見るとかなりの軽量化です。
また、主鏡バンドとガイド鏡のバンドの間が広く、もうひとつネジ穴が余っているので、ここに自由雲台を固定すればカメラレンズでもすぐに撮影できます。
 これだけ軽くなりました。
マルチプレートに付いているリングは、実はガイドマウントを取り付けようとすると、ネジが長くて微動部分に干渉してしまうので、プレートの厚み調整のために挟んだのですが・・ネジ圧で引っ付いて取れなくなっていました。(笑)
主鏡バンドの固定をちょっと強化しないといけません。
メスアリ金具とスライドできるアリミゾプレートが２つあればなぁ・・
とにかくこれで今度試してみよう。
・・それはともかく、このカスタマイズをした頃はもう１２月。
ええ加減にカーペットに変えなきゃな。^^; |
そしてさらにその後・・
プレートへの鏡筒と自由雲台の取り付け方法の改善。
 プレートホルダーＳＸを追加。ビクセンのアリミゾ式は非常に便利です。
雲台の取り付けにはアタッチメントプレートを使うことにしました。
え？アタッチメントプレートは大きすぎるって？
でもこれが一番安いので・・しっかり止まるし良いじゃないですか。^^; |
で、またさらにその後・・
 来た来た、これこれ。
今回の小物類の追加にはこれが来ないと始まらないでしょう、ビクセンの汎用スライドバー。
これはうちの機材にとって、バランス取りの救世主とも言えるかもしれません。
 KYO○Iさんの手違いで違うものが送られてきたので、肝心要の部分がお預けになってしまいました。^^;
長いこと悩んでいた鏡筒の前後バランス、ようやくこれで解消できます。
とりあえず鏡筒バンドを取り付けませう。
鏡筒バンドＭは取り付け用のボルトが長くて邪魔だったので、バーの背面からはみ出さないように金ノコで切り、ステンレスナットで止めました。
さ、さっそく鏡筒を取り付けてみました。
う〜ん、なかなかしっくり来ます。
それをアリミゾ式のプレートホルダーに取り付け、カメラを付けてプレート上でバランスを取ってみました。
おお、バランスが取れました。
あとはガイド鏡とファインダーを付けてバランスの取れる場所を見つけておけばＯＫかな。
これでプレート上の機材のアンバランスとは完全におさらばです。
少しでも追尾精度は上がるはず。
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